Journal
つれづれ
今日も呼吸を整えてから
こんにちは。
型紙をおこすところから、最後の仕上げまで。
blanco blancoのあいぼうBAGは、すべて私ひとりの手で仕立てています。
以前、
「縫製は外注して、その分ほかの時間に使ったら?」
そんなアドバイスをいただいたことがありました。
たしかに、その方が効率はいいんです。
賢いのかもしれません。でも私はやっぱり、「自分が作ったものを使っていただくこと」にこだわりたかったんですよね。
うまく回らなくて、「ただの自己満足なのかもしれないな」…そう思うこともありました。
それでも譲れなかったのは、
手で作られたものには、言葉を超えて伝わる温度があると信じているからです。
その温度をどうやら私は沢山感じたい人…みたいなんですよね。(笑)
作り手の状態や気持ちは、
不思議と作品に宿る気がしています。
……なんて書くと、
いつも穏やかで整った人みたいですが
もちろんそんなことはなく。
不安でしょうがない日や、
心がトゲトゲして
「あー、今日はダメだな」
と思う日もあります。
だからこそ、私は朝の時間を大切にしています。
早起きして、体をほぐしたり、ゆっくりコーヒーを飲んだり、庭いじりをしたり
そうやって一日にむかう準備を自分のペースでゆっくり行います。
実はBAGづくり一本になる前、
私は「人と人とをつなぐお手伝い」の仕事をしていました。
初対面同士が出会う少し緊張感のある場で、
調整事や、気持ちに寄り添う仕事。
その経験の中で身についたのが、
最低限…でも超重要な「自分のコンディションを整えてから向かう」という習慣でした。
今もその感覚は変わりません。
自分を整えてからミシンに向かう。それが、BAGにきっとにじむから。
大量生産はできないし、
お待たせしてしまうこともあります。
それでも健やかな気持で、
あなたの日常のあいぼうになるBAGを仕立てています。
その温度が、
BAGを開けた瞬間にふわっと伝わったら本当にうれしいです。